Japanese
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薬剤
皮膚科領域におけるプロナーゼ軟膏(K.P.O.)の治験
TREATMENT WITH PRONASE OINTMENT (K.P.O.) IN DERMATOSES
中北 隆
1
Takashi NAKAKITA
1
1岡山大学皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Okayama University Medical School
pp.183-184
発行日 1967年2月1日
Published Date 1967/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412200099
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Ⅰ.はじめに
抗生物質や副腎皮質ホルモン剤の如く,はなやかな印象は受けないけれど昨今我々が恩恵をえている薬剤として注目にあたえするものは酵素剤であるといわなければならない。
酵素剤の治療的応用面は多岐に渡り,各方面において単独療法,補充療法として広く利用され,その使用法も内服,注射,外用として各々の特色を示していることは周知の通りである。外用面についていえば使用範囲が制限される欠点はあるが潰瘍面などの治療に際して創面に直接作用し壊死組織や膿性,線維性の滲出物除去に有利であると考えられる。
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