Japanese
English
症例報告
指圧により生じたコレステロール結晶塞栓症の1例
A case of cholesterol crystal embolization occurring after acupressure
本田 由美
1
,
高橋 正人
1
Yumi HONDA
1
,
Masato TAKAHASHI
1
1高知県立幡多けんみん病院皮膚科
1Division of Dermatology,Kochi Prefectural Hata Kenmin Hospital,Sukumo,Japan
キーワード:
コレステロール結晶塞栓症
,
指圧
,
プロスタンディン®
Keyword:
コレステロール結晶塞栓症
,
指圧
,
プロスタンディン®
pp.759-761
発行日 2009年9月1日
Published Date 2009/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102407
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要約 57歳,男性.指圧を行った直後に左足の痛みを自覚し,数時間後に左第4,5趾の紫紅色斑,左足底の網目状の紫紅色斑が出現した.左第5趾の紫紅色斑を生検し,病理組織で針状のコレステロール裂隙を含む塞栓像を認めた.コレステロール結晶塞栓症と診断し,安静とプロスタンディン®静脈注射を行った.徐々に足の皮疹と痛みは軽快した.
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