Japanese
English
カラーアトラス
小児腹壁遠心性脂肪萎縮症
A case of lipodystrophia centrifugalis abdominalis infantilis
勝田 倫江
1
,
早川 順
1
,
塩原 哲夫
1
,
濱松 輝美
2
Michie KATSUTA
1
,
Jun HAYAKAWA
1
,
Tetsuo SHIOHARA
1
,
Terumi HAMAMATSU
2
1杏林大学医学部皮膚科学教室
2濱松皮膚科
1Depertment of Dermatology,Kyorin University School of Medicine
2Hamamatsuhihuka
キーワード:
小児腹壁遠心性脂肪萎縮症
,
外傷
Keyword:
小児腹壁遠心性脂肪萎縮症
,
外傷
pp.222-223
発行日 2003年3月1日
Published Date 2003/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101171
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- Abstract 文献概要
患 者:4歳,男児
初 診:1999年10月12日
現病歴:1997年10月,左鼠径部にオムツのゴムによる外傷を負い潰瘍形成後治癒.1998年3月に同部に自覚症状のない陥凹が出現,漸次に腹部へ拡大した.
既往歴・家族歴:特記事項はない.
現 症:初診時,臍上部から鼠径,陰茎基部にかけてと,側腹では腸骨に至るまで陥凹し,毛細血管が透見された.陥凹の辺縁はわずかに発赤のある隆起を呈した(図1,2).両鼠径のリンパ節は腫脹していた.
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