Japanese
English
症例報告
プレドニゾロンとニコチン酸アミドが奏効した角層下膿ほう症の1例
A case of subcorneal pustular dermatosis successfully treated with predonisolone and nicotinamide
原藤 玲
1
,
山本 奈緒
1
,
畑 康樹
1
Rei HARATOH
1
,
Nao YAMAMOTO
1
,
Yasuki HATA
1
1済生会神奈川県病院皮膚科
1Depertment of Dermatology,Saiseikai Kanagawa-ken Hospital
キーワード:
角層下膿ほう症
,
治療
,
プレドニゾロン
,
ニコチン酸アミド
Keyword:
角層下膿ほう症
,
治療
,
プレドニゾロン
,
ニコチン酸アミド
pp.646-648
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100752
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76歳,男性.初診の約1週間前より臍周囲に膿ほうと鱗屑を辺縁に付着する紅斑,びらんが出現した.DDS,エトレチナートなど,各種治療を試みたが,無効あるいは副作用の出現のため継続できず難治であった.プレドニゾロン30mg/日内服にて皮疹は軽快し,ニコチン酸アミドを併用することでプレドニゾロン漸減時の皮疹の再燃を抑制できた.ニコチン酸アミドも今後本症に試みるべき治療の一つと考えられた.
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