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特集 最近のトピックス2004 Clinical Dermatology 2004
3.新しい検査法と診断法
皮膚画像診断法
Imaging of cutaneous lesions
大畑 恵之
1
Yoshiyuki OHATA
1
1稲城市立病院皮膚科
1Division of Dermatology,Inagi Municipal Hospital
キーワード:
皮膚腫瘍
,
画像診断
,
皮膚エコー
,
MRI
Keyword:
皮膚腫瘍
,
画像診断
,
皮膚エコー
,
MRI
pp.72-79
発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100653
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皮膚科で用いる画像診断のうち,皮膚エコーとMRIについて,その基本原理,使用の意義,検査・診断の実際,正常構造および代表的な皮膚疾患,特に腫瘍性病変の所見についてまとめた.皮膚エコーは,その簡便性,非侵襲性,および画像検査で最も解像度が高いという点,またMRIは,特に軟部腫瘍において,周囲組織との解剖学的な関連性が詳細にわかる点や,信号パターンにより質的診断がある程度可能となる点から,皮膚腫瘍の術前診断には有用と思われた.今後,日常診療において広く普及されるためには,皮膚疾患に特定された新たな保険点数の設定および導入も必要と考えられた.
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