Japanese
English
特集 最近のトピックス2005 Clinical Dermatology 2005
4. 皮膚疾患治療のポイント
しみのビタミンCイオントフォレーシス
Efficacy of iontophoresis by Vitamin C on facial pigmentation
船坂 陽子
1
Yoko FUNASAKA
1
1神戸大学大学院医学系研究科応用分子医学講座皮膚科学分野
1Division of Dermatology,Kobe University Graduate School of Medicine
キーワード:
ビタミンC
,
イオントフォレーシス
,
ビタミンC誘導体
,
色素斑
,
小じわ
Keyword:
ビタミンC
,
イオントフォレーシス
,
ビタミンC誘導体
,
色素斑
,
小じわ
pp.130-135
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100147
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
要約
ビタミンCのイオントフォレーシスのしみ,小じわに対する効果を顔面の半分のみに施行し,無治療および単純塗布による場合と比較検討した.イオントフォレーシスのほうが単純塗布よりもより良い効果をもたらすことが判明した.しかし,なかには治療にあまり反応しない場合もあること,乾燥や皮膚が赤みを帯びるなどの作用も示すため,治療に際しては,これらのことを十分説明したうえで施行する必要がある.また,ビタミンCの細胞内への取り込み,還元型への制御機構などについてまとめた.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.