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特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 2001
4 皮膚疾患治療のポイント
グリコール酸による色素斑の治療
The use of glycolic acid peeling in the treatment of different cutaneous hyperpigmentations
船坂 陽子
1
Yoko FUNASAKA
1
1神戸大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Kobe University School of Medicine
キーワード:
グリコール酸
,
ケミカルピーリング
,
色素斑
,
ハイドロキノン
,
美白剤
Keyword:
グリコール酸
,
ケミカルピーリング
,
色素斑
,
ハイドロキノン
,
美白剤
pp.135-139
発行日 2001年4月15日
Published Date 2001/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903562
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顔面の色素斑(日光性色素斑,肝斑,雀卵斑,炎症後色素沈着,扁平母斑)に対するグリコール酸ピーリングによる治療効果について述べた.比較的簡便で従来の美白剤外用療法に比し,速効性の効果を示すことより,近年本邦でも盛んに行われるようになっている.さらに美白剤と併用すると,より効果的であることも明らかにされている.本稿では,顔面の色素斑治療を対象としたケミカルピーリングの基本的手技について紹介するとともに,各種色素斑別の治療効果についてまとめた.
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