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特集 最近のトピックス2005 Clinical Dermatology 2005
3. 新しい検査法と診断法
ロボスキンアナライザーによるしわ治療の評価
Estimation of injectable hyaluronic acid gel for nasolabial folds,analyzing with Robo-Skin Analyzer
乃木田 俊辰
1
,
川島 眞
2
Toshitatsu NOGITA
1
,
Makoto KAWASHIMA
2
1新宿南口皮膚科
2東京女子医科大学皮膚科学教室
1Shinjuku Minamiguchi Dermatological Clinic
2Department of Dermatology, Tokyo Women's Medical University
キーワード:
ロボスキンアナライザー
,
しわ治療の定量的評価法
,
皮膚計測システム
Keyword:
ロボスキンアナライザー
,
しわ治療の定量的評価法
,
皮膚計測システム
pp.77-80
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100137
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要約
ロボスキンアナライザー(インフォワード社)は,顔全体をデジタル画像としてコンピュータ処理し,独自開発の画像解析システムにより顔面の各種情報を定量化する皮膚計測システムである.しわ治療の効果判定は,これまで臨床写真を用いた担当医の判断,患者自身の評価などの主観的評価方法が主に行われてきた.一方,定量的な評価方法としてレプリカ法があるが,手技の煩雑さなど問題点があった.今回,われわれはヒアルロン酸注入による鼻唇溝の治療の評価についてロボスキンアナライザーを用いて定量的に行い,客観的評価が十分に可能であることを確認した.
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