連載エッセイ 【Klein aber Mein】・20
術後性歯根嚢腫について/扁摘と止血
浅井 良三
1,2
1神戸大学
2兵庫医科大学
pp.238-240
発行日 1996年3月20日
Published Date 1996/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411901333
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上顎洞炎根治手術後十年から,十数年後同処に発生した歯根嚢腫を術後性歯根嚢腫と称する。
大阪歯科大学に耳鼻科が新設されて(昭和44年4月(1969))ちょうどその年,神戸大学を定年退官した私は大阪歯大教授に就任した。その目的は口腔外科が耳鼻科,特に顎外科と密接な関係があるから口腔外科との協同研究をすることであった。
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