特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
II.外来治療の実際—私の処方
16.外耳道真菌症
馬場 俊吉
1
1日本医科大学耳鼻咽喉科
pp.170-171
発行日 1991年11月5日
Published Date 1991/11/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900412
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概説
外耳道真菌症は表在性皮膚真菌症と仮性外耳道真菌症に大別することが出来る.
外耳道(皮膚)真菌症は骨部外耳道から鼓膜にかけて真菌が寄生し,掻痒感,耳閉感,難聴などの症状が出現する.本邦では外耳道に寄生する真菌はAspergillus属が多く,欧米諸国ではCan-dida属の寄生が多い.
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