増刊号 耳鼻咽喉科処方マニュアル
3.耳・鼻・喉の感染症/炎症
《外耳》
外耳道真菌症
新鍋 晶浩
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター耳鼻咽喉科
pp.84-87
発行日 2016年4月30日
Published Date 2016/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200901
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処方のPoint
・外用抗真菌薬が有用であるが,外耳道の清掃後でなければ効果は乏しい(局所処置が治療の基本)。
・経過中に鼓膜穿孔が生じる可能性があり,自宅での綿棒処置はなるべく控える。
・頻回の処置でも改善しない難治例では,内服の抗真菌薬を処方する。
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