特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
II.外来治療の実際—私の処方
15.遅発性内リンパ水腫
竹森 節子
1
1虎の門病院神経耳科
pp.168-169
発行日 1991年11月5日
Published Date 1991/11/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900411
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遅発性内リンパ水腫とは
陳旧性の高度な内耳性難聴があり,数年たってその続発症として,内耳の膜迷路に次第に2次的に進行性内リンパ水腫が生じ,その結果,メニエール病様の前庭症状が発現する疾患である.1976年,Schuknecht HFにより疾患概念が確立された.
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