特集 外来診療マニュアル—私はこうしている
II.外来治療の実際—私の処方
12.外耳道狭窄症
今井 昭雄
1
1新潟市民病院耳鼻咽喉科
pp.160-161
発行日 1991年11月5日
Published Date 1991/11/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900408
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概説
外耳道狭窄症は軟骨部のみの場合,骨部のみの場合,両者にわたっている場合とある.外耳道の狭窄は一見して分かることが多い.原因を診断したうえで,治療を行う.原因に対する治療で狭窄が改善するものと,狭窄に対する手術を要するものがある.原因は大きく分けて先天性奇形,炎症もしくは瘢痕による狭窄,それに良性・悪性腫瘍である.
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