鏡下咡語
『臨床パネルディスカッション』
茂木 五郎
1
1大分医科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.658-659
発行日 1991年8月20日
Published Date 1991/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411900333
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本誌随筆欄に執筆するよう依頼があり,さてなにを書こうかと思い悩んだ。もとより私には,これまでの筆者のようなスマートな文は到底は望めず,話題性にも乏しい。そこで,先週(7月13日)行われた日耳鼻北部九州連合地方部会での『臨床パネルディスカッション』について,興味ある企画だったので感想をまじえ,紹介してみることにした。
北部九州連合地方部会は,前身の九州山口合同地方部会までさかのぼると40年近くつづいている。新設医大が生まれる以前は,長崎大学,久留米大学,九州大学,および山口医科大学の4校が持ち回りで主催校となり,毎年7月に行われてきた。蒸し暑い時期の学会といえばこの連合地方部会に思いを馳せるのは今でも変わりない。学会前日には対抗野球大会があり,結構盛り上がる。しかし,参加校が9校となった昨今は,野球場の確保が困難で,ここ数年はボーリング大会に代わってきた。学会前夜は各校の新人紹介を含めて芸能大会とスポーツ大会の成績発表があり,連合地方部会出席への楽しみの一つとなっている。
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