学会から—第33回日本病院学会(9月8日・浜松市)
パネルディスカッション「地域医療計画をめぐって」/パネルディスカッション「これからどうする日本の病院」
編集室
pp.964,1007
発行日 1983年11月1日
Published Date 1983/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208162
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本パネルは行天良雄氏(NHKチーフディレクター)の司会で,「地域医療を立案した行政の立場」から大谷藤郎氏(前厚生省医務局長),「開業医の立場」から安井志朗氏(静岡県医師会長),「オープン病院の立場」から吉岡観八氏(新千里病院院長),「公立病院の立場」から近藤慶二氏(高知県立中央病院院長)が発言,最後に石原信吾氏(厚生省病院管理研究所経営管理部長)が「医療法改正案の問題点」を指摘した.
大谷氏はまず,日本の医療体制の問題点を指摘し,改定案上呈の背景を説明.「改正案はあくまでも地域医療計画のわく組みであり,肉付けは地域や時代に即応して柔軟に進めてほしい.具体的方向については十分な討議を期待する.」と結んだ.
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