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特集 顔面神経麻痺—治癒への10の鍵
《将来展望》
顔面神経麻痺の客観的評価とAI
Objective evaluation of facial nerve paralysis and artificial intelligence
勝見 さち代
1
Sachiyo Katsumi
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科
キーワード:
顔面神経麻痺の客観的評価法
,
AI
,
artificial intelligence
,
顔の特徴点
Keyword:
顔面神経麻痺の客観的評価法
,
AI
,
artificial intelligence
,
顔の特徴点
pp.254-257
発行日 2024年3月20日
Published Date 2024/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203607
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POINT
●顔面神経麻痺の重症度評価は治療方針の決定や治療効果判定に不可欠で,普遍的な評価法が必要である。
●柳原40点法に代表される主観的評価法は簡便で優れた評価法だが,再現性,客観性が弱点である。
●人工知能(AI)を導入した顔認証技術の進歩が,顔面神経麻痺の客観的評価法の発展に寄与する可能性が期待される。
●客観的評価法を標準化(評価方法や評価表情の決定など)し,多施設で症例を蓄積して精度を向上させていくことが理想的である。
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