Japanese
English
特集 伝音難聴を克服する 一歩進んだ診断と手術・人工聴覚器の適応の見極め
《手術適応の見極め》
外耳道閉鎖症への手術適応と課題
Indications for auditory canal plasty in microtia and atresia and post-operative functions
加我 君孝
1
,
竹腰 英樹
1
,
朝戸 裕貴
2
Kimitaka Kaga
1
,
Hideki Takegoshi
1
,
Hirotaka Asato
2
1東京医療センター臨床研究(感覚器)センター
2獨協医科大学形成外科
キーワード:
外耳道閉鎖症
,
中耳奇形
,
鼓膜の浅在化
,
両耳聴
,
聴空間
Keyword:
外耳道閉鎖症
,
中耳奇形
,
鼓膜の浅在化
,
両耳聴
,
聴空間
pp.21-27
発行日 2024年1月20日
Published Date 2024/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203559
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POINT
●外耳道形成術の適応の評価にはJahrsdoerferのスコアを用いる。
●小耳症・外耳道閉鎖症は第1鰓弓,第2鰓弓の発生の問題に伴って生じる。
●外耳道形成術の課題には,鼓膜の浅在化,補聴,形成した外耳道形状のコントロール,両耳聴の実現などがある。
●片側または両側小耳症・外耳道閉鎖症に対し,外耳道形成と耳穴型補聴器あるいは軟骨伝導補聴器の装用によって両耳聴の獲得が実現可能である。
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