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特集 新たに薬事承認・保険収載された薬剤・医療資材・治療法ガイド
《咽頭・喉頭》
植込み型舌下神経電気刺激装置を用いた睡眠時無呼吸障害への治療
Hypoglossal nerve stimulator implantation in patient with obstructive sleep apnea
中田 誠一
1
Seiichi Nakata
1
1藤田医科大学耳鼻咽喉科・睡眠呼吸学講座
キーワード:
舌下神経電気刺激装置
,
持続陽圧呼吸療法
,
無呼吸低呼吸指数
,
薬物下睡眠内視鏡検査
,
舌下神経
Keyword:
舌下神経電気刺激装置
,
持続陽圧呼吸療法
,
無呼吸低呼吸指数
,
薬物下睡眠内視鏡検査
,
舌下神経
pp.40-48
発行日 2022年1月20日
Published Date 2022/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202895
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POINT
●2021年に,舌下神経電気刺激装置(HGNS)の植込み手術の術式などが保険収載されたが,神経のどの部分を刺激すればよいのかなど,今後注意すべき点は多い。
●HGNSの植込み・管理をする病院は一定の条件を満たす必要がある。
●適応は,①18歳以上,BMI 30未満の閉塞性睡眠時無呼吸患者にて持続陽圧呼吸(CPAP)を試したができず,②薬物下睡眠内視鏡検査にて軟口蓋の同心性虚脱を認めない者となるが,術後合併症などについてインフォームド・コンセントを得たうえで治療に進むべきである。
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