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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に
睡眠時無呼吸症候群と高血圧
Sleep apnea syndrome induces hypertension
得能 智武
1
1九州大学病院別府病院内科
キーワード:
治療抵抗性高血圧
,
睡眠時無呼吸症候群
,
SAS
,
精密ポリソムノグラフィ
,
PSG
,
持続陽圧呼吸療法
,
CPAP
Keyword:
治療抵抗性高血圧
,
睡眠時無呼吸症候群
,
SAS
,
精密ポリソムノグラフィ
,
PSG
,
持続陽圧呼吸療法
,
CPAP
pp.1465-1469
発行日 2019年12月15日
Published Date 2019/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202232
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Point
●睡眠時無呼吸症候群(SAS)は,治療抵抗性高血圧の原因であることが多く,高血圧症を治療する場合,鑑別の1つとして考える必要がある.
●睡眠中に無呼吸が起こると低酸素から交感神経活性化を介して夜間高血圧,早朝高血圧をきたすが,長期罹患重症例は,昼間の高血圧の原因にもなる.
●重症例においては,持続陽圧呼吸療法(CPAP)などによる積極的な加療により,血圧コントロールが改善する症例も認める.
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