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特集 新たに薬事承認・保険収載された薬剤・医療資材・治療法ガイド
《鼻副鼻腔》
デュピルマブを用いた好酸球性鼻副鼻腔炎術後再発例の治療
Dupilumab for treating postoperative recurrence of eosinophilic chronic rhinosinusitis
松根 彰志
1
,
臼倉 典宏
1
Shoji Matsune
1
,
Norihiro Usukura
1
1日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科
キーワード:
デュピルマブ
,
ECRS
,
手術後再発例
,
SNOT-22
Keyword:
デュピルマブ
,
ECRS
,
手術後再発例
,
SNOT-22
pp.24-27
発行日 2022年1月20日
Published Date 2022/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202892
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POINT
●好酸球性鼻副鼻腔炎治療への生物学的製剤の使用が本邦で初めて開始された。
●デュピルマブは術後再発症例に有効であり,重大な副作用は認めていない。
●全身ステロイドの中止や減量が大いに期待できる。
●好酸球性鼻副鼻腔炎の診断基準,重症度や投与開始時の必要条件を満たす必要がある。
●いくつかの使用上の問題点が指摘されている。
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