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特集 新たに薬事承認・保険収載された薬剤・医療資材・治療法ガイド
《鼻副鼻腔》
オマリズマブを用いたアレルギー性鼻炎の治療
Treatment of allergic rhinitis with omalizumab
米倉 修二
1
Syuji Yonekura
1
1千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学教室
キーワード:
オマリズマブ
,
抗IgE抗体
,
季節性アレルギー性鼻炎
,
スギ花粉症
,
最適使用推進ガイドライン
Keyword:
オマリズマブ
,
抗IgE抗体
,
季節性アレルギー性鼻炎
,
スギ花粉症
,
最適使用推進ガイドライン
pp.28-33
発行日 2022年1月20日
Published Date 2022/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202893
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POINT
●オマリズマブは,IgEのマスト細胞結合部位であるCε3に対するヒト型モノクローナル抗体である。
●2019年に既存治療で効果不十分な重症または最重症の季節性アレルギー性鼻炎治療薬として承認された。
●使用に関しては,添付文書情報だけでなく,「最適使用推進ガイドライン」に基づくことが求められる。
●高額な薬剤であり,患者負担を考慮して投与が必要な症例を慎重に判断する必要がある。
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