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特集 知っておきたい 効果的なリハビリテーション〔特別付録Web動画〕
《頭頸部領域》
嚥下障害のリハビリテーション
Rehabilitative interventions for patients with dysphagia
兼岡 麻子
1
Asako Kaneoka
1
1東京大学医学部附属病院リハビリテーション部
キーワード:
嚥下障害
,
評価
,
リハビリテーション
,
誤嚥性肺炎
Keyword:
嚥下障害
,
評価
,
リハビリテーション
,
誤嚥性肺炎
pp.824-828
発行日 2021年9月20日
Published Date 2021/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202807
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POINT
●嚥下障害のリハビリテーションは,評価に基づき多職種が共同して行う。
●嚥下を支える認知機能,身体機能,呼吸機能,口腔機能,栄養状態などの改善を図る。
●重度嚥下障害では,食物を用いない基礎訓練(間接訓練)から開始する。誤嚥や咽頭残留の軽減を図る方法を用いて,摂食訓練(直接訓練)を行う。
●頭頸部癌の手術治療に伴う嚥下障害では,代償法を用いた直接訓練を中心に行う。化学放射線療法に伴う嚥下障害に対しては,予防的なリハビリテーション(間接訓練)が推奨されている。
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