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特集 知っておきたい 効果的なリハビリテーション〔特別付録Web動画〕
《頭頸部領域》
頸部郭清術後のリハビリテーション
Rehabilitation for head and neck cancers following neck dissection
伏屋 洋志
1
,
辻 哲也
2
Hiroshi Fuseya
1
,
Tetsuya Tsuji
2
1静岡県立静岡がんセンターリハビリテーション科
2慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
キーワード:
リハビリテーション治療
,
頭頸部癌
,
頸部郭清術
,
僧帽筋麻痺
,
副神経障害
Keyword:
リハビリテーション治療
,
頭頸部癌
,
頸部郭清術
,
僧帽筋麻痺
,
副神経障害
pp.829-835
発行日 2021年9月20日
Published Date 2021/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202808
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POINT
●頸部郭清術後は副神経の損傷によりshoulder syndromeが生じる可能性がある。
●shoulder syndromeは肩甲骨,肩関節の運動障害に頸部から肩周囲の痛み・しびれを伴い,患者のQOLを損なう。
●効果的なリハビリテーション治療には,shoulder syndromeに関わる解剖学的知識が不可欠である。
●リハビリテーション治療の目標は,肩関節の不動や過用,誤用の予防と痛み・しびれのコントロール,さらには麻痺筋の促通,肩関節の代償動作の指導などである。
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