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特集 進化する経外耳道的内視鏡下耳科手術(TEES)—エキスパートに学ぶスタンダードな手術手技〔特別付録web動画〕
《TEESのスタンダードな手術手技》
鼓膜チューブ留置術と鼓膜形成術
Transcanal endoscopic ear surgery: tympanostomy tube insertion and myringoplasty
佐々木 亮
1
Akira Sasaki
1
1弘前大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科学講座
pp.920-925
発行日 2019年10月20日
Published Date 2019/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202206
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POINT
●内視鏡下鼓膜チューブ留置術は,小児例では外耳道径が比較的狭いが,外耳道長が短く,かつ彎曲が少ないため施行しやすい。
●外耳道の彎曲が強い症例では内視鏡下鼓膜形成術のよい適応であると考えられる。
●鼓膜チューブ留置術,鼓膜形成術のいずれも,これから内視鏡下耳科手術を行っていく際の第一歩の手術と思われる。
●当院では鼓膜弛緩症(atelectatic ear)や癒着性中耳炎にはsubannular tube挿入術を施行している。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年10月)。
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