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特集 嚥下障害を診る!—プロに学ぶ実践スキル
《病態と診断》
嚥下のメカニズムと嚥下障害
Mechanism of swallowing and its disorders
千年 俊一
1
Shunichi Chitose
1
1久留米大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.810-816
発行日 2019年9月20日
Published Date 2019/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202182
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POINT
●嚥下は,口腔期,咽頭期,食道期の3期よりなり,これに先行する先行期,準備期の2期を含めて摂食・嚥下の5段階という。
●嚥下運動を担う神経・筋機構は,脳幹の嚥下中枢でプログラムされている。
●嚥下反射は一定の時間間隔をもって協調的に活動し,一連の運動を遂行する。
●嚥下障害の原因となる疾患は多く,嚥下に影響する因子もさまざまである。
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