Japanese
English
特集 甲状腺腫瘍の診療最前線
《各疾患の治療ストラテジー》
未分化癌
Strategies for the treatment of anaplastic thyroid carcinoma
菅澤 正
1
Masashi Sugasawa
1
1埼玉医科大学国際医療センター頭頸部腫瘍科・耳鼻咽喉科
pp.556-560
発行日 2019年6月20日
Published Date 2019/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202122
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POINT
●予後予測因子(PI)は治療方針決定に有用である。
●PI=0,1および2の一部の症例は積極的に(拡大)根治手術を施行し,根治を目指す。
●レンバチニブは大出血,気管瘻,食道瘻などの重篤な副作用を認めるが,早く奏効し,有用性は高い。
●免疫チェックポイント阻害薬,BRAF阻害薬などの導入が期待されている。
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