増刊号 患者・家族への説明ガイド—正しく伝え,納得を引き出し,判断を促すために
Ⅰ.耳と聞こえのこと
医師・医療者から説明しておきたいこと
新生児聴覚スクリーニングを行う前に
小林 有美子
1
1岩手医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
新生児聴覚スクリーニング
,
先天性難聴
,
自動ABR
,
耳音響放射
Keyword:
新生児聴覚スクリーニング
,
先天性難聴
,
自動ABR
,
耳音響放射
pp.52-53
発行日 2018年4月30日
Published Date 2018/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201589
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説明のPOINT
・妊娠が判明した時点で新生児聴覚スクリーニング検査について説明し,その意義を十分理解してもらう。
・検査結果の解釈と精密検査全国調査結果のみならず,偽陽性を減らすために複数回検査を行うことを伝える。
・検査機器による検出できる難聴の種類や,偽陽性率などの違いを説明する。
・リファーと判定された場合の流れや,その後の体制についても説明が必要である。
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