特集 先天性難聴への対応
Japan Hearing Visionと新生児聴覚スクリーニング
中川 尚志
1
Takashi Nakagawa
1
1九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学分野
キーワード:
先天性難聴
,
Japan Hearing Vision
,
新生児聴覚スクリーニング
Keyword:
先天性難聴
,
Japan Hearing Vision
,
新生児聴覚スクリーニング
pp.713-715
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000000182
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はじめに
本誌の2月号で「難聴対策推進議員連盟とJapan Hearing Vision」について記した1)。Japan Hearing Visionの3つの柱のうちの1つである「出生前,新生児期および小児期における難聴対策」に基づいて,厚生労働省と文部科学省が連携して検討を行っている。両省の副大臣を議長として,「難聴児の早期支援に向けた保健・医療・福祉・教育の連携プロジェクト」を立ち上げた。令和2年度障害者総合福祉推進事業として「難聴児の言語発達(コミュニケーション)に資する療育に関する調査研究」が行われた。
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