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特集 レーザー治療の最前線—コツとピットフォール
《食道・頭頸部領域》
喉頭腫瘍に対するレーザー治療
Laser therapies for laryngeal tumor
千年 俊一
1
Shun-ichi Chitose
1
1久留米大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座
pp.822-829
発行日 2017年9月20日
Published Date 2017/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201396
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POINT
●喉頭蓋の腫瘍では,喉頭蓋に糸を通し舌正中から口側に軽く牽引すると視野展開しやすい。
●前交連の腫瘍は輪状軟骨弓部付近を頸部前下方から,声帯下面の腫瘍は声帯膜様部上面の外側を圧迫すると明視しやすい。
●レーザー照射前には,誤照射に対して患者を保護する。
●喉頭腫瘍の特性と喉頭内腔からの解剖(inside-out anatomy)を把握したうえで,喉頭機能を重視した手術を心掛ける。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2019年9月)。
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