Japanese
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特集 レーザー治療の最前線—コツとピットフォール
《口腔・咽頭領域》
咽頭腫瘍に対するレーザー治療
Laser treatment for pharyngeal tumor
荒木 幸仁
1
,
冨藤 雅之
1
,
塩谷 彰浩
1
Koji Araki
1
,
Masayuki Tomifuji
1
,
Akihiro Shiotani
1
1防衛医科大学校耳鼻咽喉科学講座
pp.802-809
発行日 2017年9月20日
Published Date 2017/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201393
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POINT
●咽頭領域では主にCO2レーザーやKTPレーザーが,腫瘍切除や血管性病変の光凝固などに用いられている。
●中咽頭がんや下咽頭がんに対するCO2レーザーを用いた顕微鏡下レーザー切除術の有用性の報告は多数なされている。
●経口的ロボット手術においても,ファイバーガイドCO2レーザーが近年切除デバイスとして用いられている。
●ファイバーガイドCO2レーザーを用いた軟性内視鏡下日帰り手術は,倫理委員会の承認が必要であるが,咽喉頭疾患に対する有用性が期待できる。
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