Japanese
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特集 自宅でできるリハビリテーションのレシピ
顎運動障害とリハビリテーション
Abnomal mandibular movement and rehabilitation
伊藤 裕之
1,2
,
伊藤 康雅
3
,
國見 ゆみ子
4
,
星 昌博
5
,
門園 修
2
Hiroyuki Ito
1,2
,
Yasumasa Ito
3
,
Yumiko Kunimi
4
1南町田病院耳鼻咽喉科
2東京女子医科大学八千代医療センター耳鼻咽喉科
3歯科伊藤医院(伊勢原市)
4神奈川リハビリテーション病院センター研究部
5神奈川リハビリテーション病院理学療法科
pp.706-713
発行日 2017年8月20日
Published Date 2017/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201374
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POINT
●顎関節の主要症状3症状のいずれかを欠き,めまい,耳痛,頭痛,肩こりなどを主症状とする症例がある。
●視診と問診で顎運動の診断は可能であるが,画像診断には開閉口時の顎関節が有用である。
●耳痛のみの軽症例では,手指による下顎骨筋突起と上顎骨との間隙のマニュピレーションと呼ばれているマッサージのみで耳痛が消退することがある。
●民間療法として割り箸を咬ませる方法が知られているが,あまり勧められない。
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