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特集 自宅でできるリハビリテーションのレシピ
末梢性顔面神経麻痺に対するリハビリテーションのホームプログラム
Home-based rehabilitation for peripheral facial nerve paralysis
森嶋 直人
1
Naohito Morishima
1
1豊橋市民病院リハビリテーションセンター
pp.690-697
発行日 2017年8月20日
Published Date 2017/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201372
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POINT
●末梢性顔面神経麻痺患者に対するリハビリテーションの対象は,全体の21%程度である。
●リハビリテーションの対象症状は,麻痺の残存,病的共同運動,顔面拘縮(安静時非対称性)である。
●表情筋ストレッチ,バイオフィードバック,選択的筋力強化,拮抗運動が指導を要する中心的な手技である。
●閉瞼障害や瞬目不全,摂食機能障害などに伴う日常生活上の問題に注意し,心理的な配慮も必要である。
●リハビリテーション期間は,発症より1年間程度は必要である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2018年12月)。
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