Japanese
English
特集 耳鼻咽喉科で診る睡眠障害
睡眠障害の診断と睡眠検査
Diagnosis of sleep disorders and sleep studies
相澤 直孝
1
,
鈴木 雅明
2
Naotaka Aizawa
1
,
Masaaki Suzuki
2
1新潟大学地域医療教育センター魚沼基幹病院耳鼻咽喉科
2帝京大学ちば総合医療センター耳鼻咽喉科
pp.498-505
発行日 2017年6月20日
Published Date 2017/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201336
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
POINT
●成人の20%以上に睡眠の問題があり,耳鼻咽喉科医にとっても睡眠障害は身近な存在である。
●問診や質問票を活用し睡眠障害のタイプや原因を把握することが,睡眠障害の対応への第一歩である。
●睡眠障害の原因として抑うつ傾向が疑われる場合は,精神科や心療内科に診療を依頼する。
●睡眠中の問題で耳鼻咽喉科外来を受診する症例のほとんどは睡眠呼吸障害であるが,ナルコレプシーなどの睡眠障害が内在している可能性があり,PSG結果の判定時には注意を要する。
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.