増刊号 臨床力UP! 耳鼻咽喉科検査マニュアル
Ⅳ 鼻・副鼻腔の検査
3 鼻アレルギー検査
藤枝 重治
1
1福井大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.213-218
発行日 2017年4月30日
Published Date 2017/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201262
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●目的
・アレルギー性鼻炎の診断
・本態性鼻炎(血管運動性鼻炎)の診断
・アレルゲン感作状況の確認
・アレルギー性結膜炎の補助診断
・喉頭アレルギーの補助診断
●対象
・アレルギー性鼻炎の診断ため,全年齢が対象
・くしゃみ,鼻水,鼻づまりのある人
・特定の季節に目が痒くなる人
・喘鳴を伴わない3週間以上持続する乾性咳嗽がある人
ただし,皮内テストでアナフィラキシーショックを起こすことがあるので注意する。
抗ヒスタミン薬を内服していると皮内テスト,スクラッチテスト,プリックテストが偽陰性になることがある。
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.