Japanese
English
特集 頸部郭清術のNew Concept
《手術手技》
化学放射線療法後の救済手術
Neck dissection after concurrent chemoradiotherapy
菅澤 正
1
Masashi Sugasawa
1
1埼玉医科大学国際医療センター頭頸部腫瘍科・耳鼻咽喉科
pp.868-874
発行日 2016年10月20日
Published Date 2016/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201095
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POINT
●計画的頸部郭清術から,症例ごとに必要に応じた救済頸部郭清術に変更する。
●治療効果予測法として,CRT終了後12週前後にFDG-PETを施行する。
●皮膚血流を考慮した皮膚切開の工夫;三点縫合はできるだけ避ける。
●適切な郭清範囲の設定;転移周囲のみの超選択的頸部郭清も選択肢に入れる。
●愛護的処置;皮弁の挙上は最小限とし,必要があればDP皮弁などで張り替えも辞さない。
●死腔の防止;適切なドレーン管理を行う。
●栄養状態の改善;適切な術前・術後管理を行う。
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