Japanese
English
シリーズ DPCに対応したクリニカルパスの実際―悪性腫瘍
⑤下咽頭癌T2症例
⑤T2 squamous cell carcinoma of the hypopharinx
花澤 豊行
1
,
櫻井 大樹
1
,
木下 崇
1
,
米倉 修二
1
,
久満 美奈子
1
,
佐々木 慶太
1
,
茶薗 英明
1
,
岡本 美孝
1
Toyoyuki Hanazawa
1
1千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学
pp.409-415
発行日 2008年5月20日
Published Date 2008/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101275
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Ⅰ はじめに
当科における中・下咽頭癌の治療方針は,図1に示すとおり,リンパ節転移(N)の程度により分類・決定されている。したがって,今回のテーマである下咽頭癌T2症例においても,そのNの程度により治療方針が異なるわけだが,いずれの症例にも適応されている化学療法同時併用の放射線治療(concurrent chemoradiotherapy:CCRT)についてのクリニカルパス(以下,パスと略す)を作成し,運用を開始しているので,これについて解説する。
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