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特集 鼻副鼻腔内視鏡手術Update
鼻副鼻腔良性腫瘍の内視鏡下手術
Endoscopic approach for benign tumor in nasal and paranasal cavity
花澤 豊行
1
,
山﨑 一樹
1
,
大木 雄示
1
,
飯沼 智久
1
,
木下 崇
1
,
岡本 美孝
1
Toyoyuki Hanazawa
1
,
Kazuki Yamasaki
1
,
Yuji Oki
1
1千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学
pp.529-532
発行日 2014年6月20日
Published Date 2014/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102887
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POINT
●鼻腔粘膜の切離には,できるだけ電気メスを用いて出血を最小限に抑え,視野を確保する。
●内反性乳頭腫は再発率が高いこと,および扁平上皮癌の合併が少なからずあることから,悪性腫瘍に準じたen bloc切除を可能な限り追求する。
●内反性乳頭腫および血管線維腫の切除においては,腫瘍茎をしっかり同定する。
●副鼻腔囊胞の開窓後の再閉鎖防止には,鼻腔の粘膜弁の活用が有効である。
●以上のポイントも含めて,術前には十分に手術のプランニングを行う。
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