鏡下咡語
問題解決型セクレタリーワーク―(その2)-海外出張編-
加我 君孝
1
1東京大学耳鼻咽喉科学教室
pp.886-888
発行日 2003年11月20日
Published Date 2003/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411100888
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本欄の2001年12月号に“問題解決型セクレタリーワーク”という題で小文(73:926-927,2001)を書いたところ,思いがけない反響があり,私を担当する秘書のSさんを見に来る人までいた。もともと東邦大学の小田恂先生に勧められ国内の学会出張について寄稿したものであった。彼女が来てからというもの,海外出張もすっかり楽になった。まるで海外旅行の業務を兼ねたセクレタリーワークで,諸先生方に参考になることもあるかもしれないと思い,2002年の3回の出張について御紹介したい。
海外出張はできるだけ少なくしたい。海外出張はどうしても1週間近くなり,帰ると多量の手紙や書類が待っており,中には不在であったため申請が手遅れになることすらある。海外の学会は知らない土地が多く,正確なスケジュール,情報,外貨,英語による発表の準備,観光案内,ホテルのTELやFAXの番号などが必要である。いつも過密スケジュールの中に出かけるので何か忘れていないか心配する。
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