ひとこと
学会出張
工藤 肇
1
,
柳川 弘
2
,
田中 敏憲
3
,
松沢 東子
4
1弘前大中検部
2徳島大病院中検
3神戸市立中央市民病院臨床病理科
4練馬区医師会医療検査センター臨床検査科
pp.540-541
発行日 1976年7月1日
Published Date 1976/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543201112
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毎年春には日本衛生検査学会,秋には日本臨床病理学会が開催され,数千人の会員が一堂に会し,研究成果を競い合っている.学会はもともと同好の士が集まり十分討議し合う場であったが,今や学会数は増え,演題数も多く発表時間が5〜6分となっている現在,学会のあり方について,種々論議されている.
卒後教育の重要性についてよく言われているが,臨床検査の進歩は急速であり,卒業後も絶えず勉強を続けていかないと取り残されるし,またそういう努力を怠っては,臨床検査技師の地位の向上も望めない.そういう意味で,各県,各ブロック,全国の学会に発表することはもちろんであるが,若い技師の人たちも学会に参加し,発表の仕方,研究の仕方を学び取り,更には,忙しい毎日の業務の中で研究を続けている先輩の技師たちのいることを実感として味わってもらいたい.
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