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特集 第46回日本臨床眼科学会講演集(3) 1992年11月東京
学術展示
Waardenburg症候群に下垂体腫瘍を伴った1例
A case Waardenburg's syndrome associated with pituitary tumor
木村 英也
1
,
三住 千明
1
,
清水 久雄
1
,
柏井 聡
1
,
本田 孔士
1
Hideya Kimura
1
,
Chiaki Misumi
1
,
Hisao Shimizu
1
,
Satoshi Kashii
1
,
Yoshihito Honda
1
1京都大学医学部眼科学教室
pp.1098-1099
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908658
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- Abstract 文献概要
緒言 Waardenburg症候群は,neural crestの発生異常によるものと考えられており,内眼角側方偏位,色素異常,聾を3主徴とする疾患である。合併症として口蓋裂1),Hirschsprung病2),心房中隔欠損3)などが報告されているが,腫瘍の合併としては過去にosteosarcoma, histiocytosis4)が報告されてからその後報告はない。今回,筆者らは下垂体腫瘍を伴った症例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する。
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