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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(2)1991年10月 広島
学術展示
糖尿病性虹彩ルベオーシスの早期発見と治療成績
Detection and treatment of incipient diabetic rubeosis iridis
井上 正則
1
,
安積 淳
1
,
山本 節
1
Masanori Inoue
1
,
Atsushi Azumi
1
,
Misao Yamamoto
1
1神戸大学眼科
pp.486-487
発行日 1992年4月15日
Published Date 1992/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908426
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- Abstract 文献概要
緒言 虹彩ルベオーシスは血管新生緑内障を発生させる重篤な病態で,その早期発見が重要である。従来より我々はレーザーフレアセルメーターを用いてその早期発見の可能性を検討してきた1,2)。前房フレア強度は虹彩における微小血管の変化の程度に伴い上昇し明らかな虹彩ルベオーシス眼では著明なフレア強度の上昇が認められる1,3)。そこでレーザーフレアセルメーターによるスクリーニングで高フレア値を示す症例で虹彩ルベオーシスの有無とその治療成績を検討した。
対象と方法 対象は神戸大学医学部眼科にて経過観察中の糖尿病患者12名12眼である。年齢は50〜65歳,平均年齢55.6歳である。
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