Japanese
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連載 眼の遺伝病・31
RP2遺伝子異常とは?
What is the RP2 gene mutation?
和田 裕子
1
,
玉井 信
1
Yuko Wada
1
,
Makoto Tomai
1
1東北大学医学部眼科学教室
pp.218-220
発行日 2002年3月15日
Published Date 2002/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907617
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X染色体劣性網膜色素変性は,常染色体優性,または常染色体劣性網膜色素変性に比べ重症なことが多く,30代から40代で失明することが多い。遺伝形式の頻度にも人種差があり,海外では網膜色素変性患者の20から30%をX染色体劣性網膜色素変性が占めると報告されているが,日本ではその頻度は2〜3%にすぎない。
図1に,X染色体に現在までマップされているもの(黒),遺伝子まで単離されているもの(水色)を示す(2001年)。この図からもわかるようにRP2遺伝子のほか,現在遺伝子診断が大きな役割を果たしている若年性網膜分離症のXLRS1遺伝子,コロイデレミアのCHM遺伝子がある。
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