今月の表紙
視神経乳頭欠損
鹿子木 尚子
1
1中武眼科クリニック
pp.239
発行日 1999年3月15日
Published Date 1999/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906209
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患者
女性 69歳
飛蚊症を主訴として来院した。診断は,視神経乳頭欠損,白内障,後部硝子体剥離。
撮影
カメラはコーワPROI,フィルムはフジカラーREALAACE,画角は50°で撮影した。
画角を20°,35°にしたほうが視神経乳頭欠損部を強調できるのであるが,50°のほうが黄斑部が入り,視神経乳頭欠損部の大きさを表現できると思った。また,20°,35°では,写真での乳頭欠損部および脈絡膜欠損部が大きすぎ,ファインダーから覗いた像のおさまりが悪かったため50°とした。
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