Japanese
English
連載 眼科手術のテクニック・109
トラベクレクトミー—ケリーパンチを用いる方法
How to use Kelly Descemet's membrane punch for trabeculectomy
黒田 真一郎
1
Shin-ichiro Kuroda
1
1永田眼科
pp.1884-1885
発行日 1998年12月15日
Published Date 1998/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906153
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
トラベクレクトミーにケリーパンチを使用する場合,フラップの形が4角フラップでも3角フラップでも同様に考えればよい。また,シングルフラップでもダブルフラップでも同様に考えてよいが,ダブルフラップのほうが切除する組織が薄いため,やりやすいようだ。
ケリーパンチを用いる場合,まずパンチの先を前房に入れるための切開をしなければならない。この切開線の長さとしては,後で横方向に拡大可能であるから,きっちり切除予定の幅にしなくてもよい。切開にはフェザー刃またはダイアモンド刃のように鋭利な刃物を使用することが望ましい。
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.