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連載 眼科図譜・364
後天性網膜分離症の健常網膜との境界
The boundary between acquired retinoshisis and adjacent normal retina
飯島 幸雄
1
Yukio Iijima
1
1社会保険船橋中央病院眼科
pp.1880-1881
発行日 1998年12月15日
Published Date 1998/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906151
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緒言 神経網膜が2層に分離している状態を網膜分離症という。これは臨床的には先天性,後天性,続発性の3種類に分類される。そのうち後天性網膜分離症は欧米には多い1)が,本邦では稀である。そのため私たち日本人の知らない点がいくつか存在する。その1つがこの疾患の健常網膜との境界である。筆者は後天性網膜分離症患者を5年間経過観察しているので,この症例の健常網膜との境界について報告する。
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