連載 新しい抗菌薬の上手な使い方・10
9. ホスホマイシンの抗菌活性以外の特長
大石 正夫
1
1信楽園病院眼科
pp.164
発行日 1997年2月15日
Published Date 1997/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410905223
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本誌の50巻5号から連載してきた抗菌薬の解説は,前回のフルオロキノロン系薬(ニューキノロン系薬)で一応終結した。今後も相次いで新しい抗菌薬が開発されて,眼科適応の薬剤が臨床に供されてくる。それぞれの特性を十分に知り,かつ眼科における特殊性を理解して上手に使用しなければならない。
近年,抗菌剤の中で本来の抗菌活性のほかに,感染をコントロールして行く上で有用と思われるいろいろな作用が注目されている。
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