増刊号 感染症クイックリファレンス
薬剤
ホスホマイシン
小阪 直史
1
1京都府立医科大学附属病院薬剤部・感染対策部
pp.386-387
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207157
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ホスホマイシン(fosfomycin:FOM)
◎作用機序
細胞質膜の能動輪送系から菌体内に取り込まれたFOMは,ピルビルトランスフェラーゼを阻害して,細胞壁のペプチドグリカン生合成の初期段階を阻害することで抗菌作用を示す.
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