The Japanese Journal of Physical Therapy and Occupational Therapy
Volume 11, Issue 2
(February 1977)
Japanese
English
特集 新しい義肢・装具
プラスチックの特長と扱い方
A Special Feature and How to Manage Plastic
飯田 卯之吉
1
Unokichi IIDA
1
1国立身体障害センター補装具研究所
pp.125-131
発行日 1977年2月15日
Published Date 1977/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101420
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Ⅰ.材料の性質に関する用語とその意味
1.機械的性質(力学的性質)
検械的性質とは,力あるいはエネルギに対して抵抗する能力のことで,応力,ひずみ,応力―ひずみの関係の3つで表わされる.
1)応力 Stress
材料内部に変形や破壊を生じる原因となる力あるいはエネルギを応力という.厳密に言うと,外部から加わる力に対応して材料内部に生じる原子間の力に相当するものが応力であるが,これを計算したり測定することは実際的でないので,通例外力を用いて応力を表わす,応力には3つの基木的形態がある.
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