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超音波生体顕微鏡(UBM)による結膜濾過胞の観察
末森 晋典
1
,
山本 哲也
1
Shinsuke Suemori
1
,
Tetsuya Yamamoto
1
1岐阜大学医学部眼科学教室
pp.202-203
発行日 1996年10月20日
Published Date 1996/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410905134
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緑内障濾過手術の成績は術後に形成される結膜濾過胞の機能にほぼ左右される。濾過胞の機能を知る方法として細隙灯顕微鏡による観察,トノグラフィーなどがあげられるが,従来の方法では必ずしも十分とはいえなかった。筆者らは,ultra—sound biomicroscope (UBM)により得られる濾過胞の内部構造が眼圧コントロールと強く相関することをすでに報告している。ここでは,従来報告した事項を含めて,濾過胞のUBM所見について概説する。
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