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連載 今月の話題
濾過胞感染への対応―日本緑内障学会「濾過胞感染多施設共同研究」の成果を受けて
How to cope with bleb-related infection:based on the two multi-center prospective studies by the Japan Glaucoma Society
山本 哲也
1
Tetsuya Yamamoto
1
1岐阜大学大学院医学系研究科眼科学
pp.611-615
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410105214
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日本緑内障学会の濾過胞感染多施設共同研究では,①濾過胞感染の発症率は5年間に2.2%,眼内炎発症率は1.1%,②感染発症のリスク因子として濾過胞漏出が重要,③眼内炎は予後不良例が多い,などの科学的成果を得つつある。そのデータを元に今後の濾過手術の適応と濾過胞感染の予防ならびに治療に関して私見を述べる。
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